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2007年 年始のごあいさつ
みなさまこんにちは。

今頃、干支のイメージで絵を描いてみました。
元になったのは、あるお絵描き掲示板にて発作的に思い描いたイメージです。猪の骨格はこれでいいのか?という問題もありますが、そこはお絵描き。イメージということで…

2007年賀

では、絵を描くために武具を分解、考察する「絵描き鍛冶」として、この絵について考えてみようと思います。まずは、馬鎧ならぬ「猪鎧」です。何分割かになった板金をつなぎ合わせて構成されていますが、それでも1枚がかなり大きな板金となっています。実際には、これだけの面積の板金を加工することは不可能だったのでは?と考えています。馬鎧はかなり巨大な板金となりますが、やはり蝶番等によって分割された部品の集合体となっているようです。なので、実際にはもう少し小さめの板金を重ねながらつなげたような猪鎧のほうが現実的だとは思います。

また、面積が広くなると、板金が「ゆがみ」やすくなることが想像できますので、馬鎧はつるりとした板金ではなく、補強のリブ?縞模様のような加工が施してあるものが多いようです。

ちなみに馬鎧の下には、馬の身体が板金で傷付かないように毛皮等が取り付けられていたようです。猪は丈夫な体毛を持っているので、毛皮の内張りは不要かもしれません。でも、鞣し(なめし)革の内張りくらいはしていないと、ひと戦走り回ると体毛が大変なことになってしまいそうです。

今回は、よく磨き上げられた仕立ての板金鎧…いわゆるホワイトアーマーが、周囲の情景によって色味が変化することを表現してみました。これが本当に難しい!猪に乗っている騎士については、空色が写り込むというイメージで淡い青味を加えてみました。猪鎧については、板金の面が上を向いていると思われる部分については同じく青味を加えましたが、板金の面が横から地面方向を向く(とイメージできる)部分については、地面の色として茶色味を加えてみました。


では、今回はこのくらいで。


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