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プレートメイル-1
このところ【着せ替え】という楽しい描画練習方法にどっぷりとはまっているので、基本的な記事の流れを無視してしまっていました。【着せ替え】も、もちろん引き続き練習していきたいと思っていますが、このブログ、絵描き鍛冶の基本的な記事の流れでは、【プレートメイル】、いわゆる「板金鎧」の表現を始めるところだったので、今回は、その基本を練習してみました。
基本的に、ペインターのブラシ「油彩」手法を「ソフト+テクスチャ」にして描いています。ブラシの跡の残り具合がとても良い感じです。

板金描画-1AからD:特殊な技法・機能の使用などはありません。オレンジ色の矢印は、筆の動きを表現したものですが、きっちり縦横に動かすというわけではなく、適当にブラシの跡を重ねることで、ほど良い質感を得ようという方法です。次第に明るい色を乗せていくほうが簡単だと思います。このとき、暗い色との境界線付近に明るい色を集めると、不思議とそれらしくなってきます。

E:明るい色を塗った反対側に、全く違う色合いの色を塗ると、なんだか感じ良くなります。背景が無いときは、自由に好きな色を塗ってしまえば良いと思います。あまり色々な色を使うと意味不明になってしまうので、色数は抑えたほうが良いですよね。


F・G:明るい色を塗った方に、今回は淡いブルーを軽く乗せてみました。この色も、背景がなければ、適当に好きな色を塗って楽しめば良いと思います。また、ハイライトとして、白を塗り込みます。白を塗るのは、本当に一部分だけでも良いと思います。

H:仕上げです。絵のふちを整えて、細かい色調整をすれば、なんとなく金属っぽい仕上がりに。自分ではこのくらいの質感が好みなんですが、プレートメイルは光り輝いていなくちゃ!という場合には、テクスチャを少なくします。

I:テクスチャを少なく…つまり、デコボコ感を少なく、滑らかにするということですよね。同じく油彩ブラシで、色をスポイトで吸い上げて、矢印の方向のみに軽く撫でてあげれば、ツルツルになります。

J:【背景がなければ、好きな色を塗って楽しめば…】という記述ですが、要するに物の色というのは、周囲の色を反射することで色味が大きく変わるわけで、金属となればその度合いはますます強まると思います。だから、青空の下にいれば、ツルツルのプレートは空色に輝きながら、地面の芝で足元はグリーンに光り、その境界が、白い光りを放つ。というように考えられると思うんです。と、まあ、中世の鎧がそこまでツルツルであったとは考えられないですし、そもそもそんなことまで考えだすと手が止まってしまうので、とにかく雰囲気重視で色々な色を塗ってみると、これが不思議と金属っぽくなりますので、一度おためしください。


今回はこのくらいで。


プレートメイルの記事について、何かご希望などありましたらお聞かせください。



>>> 07/12/21 記事の続きに返信をつくらせていただきました。
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プレートメイル-2
プレートメイルのテクスチャ表現を、もう少し練習してみました。
時々注釈として記述するんですが、このブログで紹介している絵は、あくまでも私の持つ【イメージ】による描画ですので、【中世の正しい資料】とはなり得ないのでご注意ください。

板金描画-2

左側がただの板金、右側に行くにつれて、質感が滑らかになるイメージで描いてみました。「こんな感じかなぁ〜」という完全な想像ですので、よろしくお願いします。

A・B:形を整えただけの、焼けた鉄ほとんどそのままのイメージです。恐らく実物はこれほどくすんでいなかったと思いますが、「ブラックアーマー」などと呼ばれたものは、こういった状態だったのか、鉄の材料等によって青味がかったりしたのでしょうか…などと思います。Aの状態から、使用しているうちに表面が馴染んできて滑らかになり、光沢を帯びてBになるという感じが私の希望なんですが…いかがでしょうか?
思うに、こういった「ブラックアーマー」が、実際に使用されたプレートメイルの大多数を占めていたのだと思います。


C:もう少し明るく描いたほうが良かったかな?いわゆる「ホワイトアーマー」とは、こんな感じだったのかな?という状態です。資料には、甲冑師の工房と見られる場所で、台に固定した甲冑のパーツを、木材で出来ていると思われる角材のようなもので磨いている挿し絵があります。「磨き」の行程には、空想するに、最低でも「粗磨き」「磨き」「仕上げ」といった行程があったと思われますが、木材を使用しての磨き行程が「仕上げ」だったのか、「粗磨き」だったのか、それはわかりません。「細かい砂」や、「布」なども使用されたのでは?と自分では考えています。

いずれにしても、中世甲冑の品のある光沢は、こうした材料、作業から生まれたんですね。

D:これはお遊びです。鏡面仕上げ?子どもの頃、金メッキに輝くミクロナイト(知ってる人いないかな?)に心奪われたのが私の鎧好きの原点かもしれませんが、ここまでツルツルになってしまっては中世の武具ではないですよね。でもファンタジー・RPGなら大丈夫ですよね。


では、今回はこのくらいで。

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プレートメイル-3
みなさま、お久しぶりです。
前回の記事の日付けが、なんと9月21日。10月はとうとう1度も記事(と、伴う絵)を制作することができませんでした。その分、時間のあるときにはゴブリンを描いて楽しんでいたりしました。

さて、絵描き鍛冶では、これから板金鎧【プレートメイル】を描くことを楽しむ目的で、中世の板金鎧の分解・観察をゆっくりと行っていきたいと思っています。まずは、こうやって楽しんでいこうという思いを持って、自分の好きに鎧を描いてみました。

プレートメイル-1今回は【青い色】を意識して使ってみました。14世紀のイタリア式を基礎にして自由に描いています。肩部分は全く自由なかたちで、首の横に立ち上がる防護板の角度などは、「首、頭に向かう刃を止める」という本来の目的にはおよそ不適切なものですね。肩に向けて斬り込めば、この斜の板金に添って勢いよく刃が首・頭に向かってしまいます!

篭手【ガントレット(ゴーントレット)】の筒部分をかなり長めにしてみました。この筒は、手首の内側部分で隙間が開いているものも存在するようです。

鎧を描くのは、やっぱり楽しいですね。描く際には、もっと大きなサイズで描いています。大きなサイズで描いたものを、縮小率50%程度に縮小して掲載しています。それでは、今回はこのくらいで。次回も、こういった感じで鎧を描いてみようと思っています。
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プレートメイル-4
今回も、プレートメイルで楽しんでみました。
15世紀頃のゴシック式の鎧のイメージを取り入れながら、自由に描いてみました。

板金鎧-2今回は女性です!絵描き鍛冶では3人目の女性となります。

とにかく、急所をほとんど露出しているという、通常存在するはずのないとんでもない鎧です。装着の仕方も全く想像できないですね。今回は、鎧の色をピンク色っぽくしてみました。ピンク色の塗料を塗った。というイメージではなく、ピンク色の金属を板金したイメージで作成してみましたが、いかがでしょうか?私としては、とても難しかったという印象です…。

今回装備している剣ですが、【フランベルジュ】という、波打ち刃の剣です。いろいろな資料で、このように細身のものを見かけますが、もう少し身幅のある剣や、巨大な両手剣の刃も波打ち刃となっているものが見かけられます。この波打ち刃で斬り付けられると、肉がボロボロにえぐられてしまう…と紹介されていたりします。細身の刃では、板金鎧への貫通力は劣るとは思いますが、生身の人間に対しての殺傷力は凄まじいものであったと思います。さらに、命は無くさなかったとしても、このような刃でズタズタになってしまった傷は非常に治りにくかったと想像できるので、やはり恐ろしい武器であったと推測できます。


では、今回はこのくらいで。

しばらくこの練習を続けたいと思っています。

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プレートメイル-5
みなさん、こんにちは。
今回は、ウェブのおともだちからいただいたイメージで鎧を描いてみました。

板金鎧-3基本としたのは、やっぱり15世紀のゴシック式甲冑です。ゴシック式というと、私の中ではドイツ製の鎧というイメージでしたが、資料を読んでいたらイタリア製のゴシック式甲冑も存在するとのことでした。写真を見ると、なるほど、イタリア製らしい丸みのあるポチャッとしたかたちながら、板金に控えめながらスジが打ち出してあるのでした。甲冑職人たちの商魂なんですねぇ…土地に合わせたデザインや形式のものを作ったりしていたんですね。

今回の鎧は、実は女性用ということで、太もも部分をある程度広げて描いてみました。この部分は、もう少し強調してみてもよかったかもしれませんね。面白いのは腕の関節部分です。大きな革製のカバーで接続されているという考え方で描いてみました。変わった表情が出ています。

胸の前にある飾り板には、なかなか苦労しました。立体で捉えたときになるべくつじつまが合うようにと思って、そしてまた、何かしらの意味があるような感じ…になったと思いますが、いかがでしょうか?



では、今回はこのくらいで。


  >>記事のつづきに返信をつくりましたよー
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